活用事例
法政大学中学・高等学校

TOEIC Bridge® Testは、日ごろの授業で身に付けた成果を客観的に知ることができる指標になっています。

法政大学への推薦入学の基準である140点は、高校1年の段階で7割ぐらいは到達しており、最終的に高校3年までに9割5分の生徒がクリアしています。


法政大学中学・高等学校 英語科教諭 西田先生

導入概要

導入目的
  • 4技能のバランス良い英語コミュニケーション能力の育成に力を入れており、このカリキュラムの成果を、客観的な指標で把握するため
活用方法
  • 法政大学への推薦入学要件の一つとして定められているTOEIC Bridge Test140点以上に向けて、各学年の受験回数を設定

    中学3年生は年に2回全員が受験
    高校1年生は年に3回全員が受験
    高校2年生・3年生では年に1回全員が受験
導入メリット
  • 英語学習へのモチベーション維持
  • 生徒自身が学習成果を実感
  • 高校1年時に7割以上が大学への推薦入学の基準点140点を取得
  • TOEIC L&RやTOEIC S&Wの受験を視野に入れた自発的学習の促進

導入の背景
テストを導入した理由は?

英語資格試験で一定の基準に達することが、法政大学推薦入学要件の一つになっています。
2005年度からTOEIC Bridge Testをその一つとして活用しており、全生徒がTOEIC Bridge Testを受験し、そのほとんどが基準スコア140点を取得しています。

活用方法

目標スコアとして高校1年生は130点、高校2年生は140点、高校3年生は150点を設定しています。
「英語のスコアアップは進路選択の幅を広げる」と理解させることが、生徒の学習意欲に結びつくので、本校独自の指標になりますが、例えば「TOEIC Bridge Test170点というのは、英語圏の4年制大学への留学が可能なレベル」、「150点以上は英語圏の2年生大学への留学が可能であり、企業で求められている最低ラインをクリアできている」などと説明しています。
TOEIC Bridge Test対策の授業は特に行っていません。英語コミュニケーション能力の育成に力を入れ、中学の授業から「読む・書く・聞く・話す」の四技能のバランス良い指導を念頭においています。50分の授業の中で、最初5分はリスニング、次に音読、最後に覚えたものを立って話してもらうなど、ただ教師が話すことを聞くのではなく、生徒自身が読んだり書いたりする中で、自分で間違いに気づき、覚えていくことを大切にしています。
TOEIC Bridge Testで高得点を取っている生徒には、希望制でTOEIC L&RやTOEIC S&Wの受験も促しています。

導入の成果

法政大学への推薦入学の基準である140点は、高校3年生までに9割5分の生徒がクリアしていきます。7割ぐらいの学生は、既に高校1年生の段階で140点を超えるスコアを取得しています。
現在20代後半から30代になっている卒業生は、在校時にTOEIC Bridge Testを受けていないのですが、「自分達の時にも受験できたら良かった。今、会社でTOEIC L&Rを受けるように言われているけれど、どうやって勉強すれば良いか分からないこともある。在校生がうらやましい。」と話しています。在校生も、社会に出たら、「TOEIC Bridge Testを受験していて良かった」と思える日がくるのではないでしょうか。

(テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです)

「テストの種類」「実施方法」「実施時の注意事項」など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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