たった4年でTOEIC L&Rが355点から935点に!海外経験ゼロでもIIBC AWARD OF EXCELLENCEを受賞できました

今井雅喜さんの写真

今井雅喜さん/機械エンジニア
2020年IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞者

IIBC AWARD OF EXCELLENCEを受賞した感想をお聞かせください。また、初めてTOEIC® Testsを受験したのはいつですか?

AWARDをとることは2020年の目標だったので嬉しかったです。初めて受験したのは、大学2年生の時(2016年)です。僕は教育学部に通っていて専門は数学でしたが、英語の単位をとるにはTOEIC L&Rの受験が必須でした。当時はTOEICという言葉さえ知らず、結果は355点。英語の単位は落としてしまいました。

355点から4年後にAWARD受賞というのはすばらしいですね。すぐに再受験をされたのですか?

いいえ。「海外留学の予定もないし、海外で働くこともないだろうし、今はサイトですぐに翻訳もできるから英語はできなくてもいい」くらいに思っていたので、しばらくは何もしていませんでした。ただ、大学4年生の終わり頃に2回目のTOEIC L&Rを受けたら760点で、社会人1年目の8月に765点、その後も数回受験して、2020年11月に935点をとることができました。

初めてのテストから約2年後に再び受験しようと思ったのはなぜですか?

大学3年生の秋、教育実習で小学校に行ったんです。ちょうど2020年度から小学校で外国語授業を導入する準備をしていた時期だったのですが、先生の中で英語が話せる人はあまりいなかったんですね。それで、「僕らのような若い世代が教員になって何か貢献できるとしたら、英語やプログラミングの分野だろう」と思い、英語学習に一気に興味がでてきました。教育実習が終わった翌朝、『NHKラジオ英会話』のテキストを買いに行きました。

子どもたちに英語も教えられたらいいな、と思ったわけですね。

当初はそう思っていました。結局、機械エンジニアの方に興味が向いて、そちらに就職しましたが。ただ、テキストを使って一人でディクテーションをしているうちに英語が面白くなってきたので、勉強は続けていました。TOEIC L&Rで高得点を取った方々のツイートなどを見ているうちに、自分も高得点をとりたいと思うようになり、本格的に単語帳や問題集を使うようになりました。

TOEIC® Speaking & Writing Testsは2020年8月に初めて受験されてAWARDの基準をクリアされていますが、どんな学習をされましたか?

その頃、ショックな出来事があったんです。TOEIC L&Rで765点をとった直後にオーストラリア人の方と話す機会があったのですが、全く話せなかったんです! これではダメだと思い、オンライン英会話を始めました。また、その頃に新井リオさんの『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』を読んで感銘を受けたので、その方法も取り入れました。英語で日記を書いて、オンライン英会話の先生に文章の添削をお願いしました。僕の場合は、自分で書いた英語の日記をスマホのSiriに向かって読み上げ、できた英文をパソコンに転送し、オンライン英会話の際にチャットボックスに記入して先生に添削してもらいました。発音の練習にもなりますし、添削による新たな英語表現を覚えることができました。あとは海外ドラマの『フレンズ』も面白くてよく見ていました。Google Chromeの拡張機能を使って、画面の上部に英語、下部に日本語の字幕を出して、下の方だけ隠し、意味がわからないときはちらっと日本語字幕を見ていました。

今井さんは旅行も含めて海外滞在経験がないそうですが、それでも話せるようになったというのは、英語学習者の方々にとって大きな励みになりますね。

少しきつい言い方かもしれませんが、海外に行けないから英語をしゃべれない、というのは逃げだと思うんです。今は大学生でも払えるくらいの金額でオンライン英会話を受けることができますし、学習する環境は整っているので、やるかやらないかは自分次第だと思います。ペラペラになれるかはわかりませんが、英語でコミュニケーションをとれるくらいには絶対になれると思います。

今井さんにとってTOEIC® Testsはどのような意味を持っていますか?

英語学習の指標ですね。勉強したのにTOEIC Testsの点数が思ったほど伸びなければ勉強法を見直しています。TOEIC L&Rで700点台をとれたときからは自信もついてきて、モチベーションの維持にも役立っています。何より毎日コツコツと勉強する習慣がついたことがよかったです。就職活動の面接では、点数だけでなく、頑張った成果を評価してくださった方もいました。

現在のお仕事では英語を使う機会はありますか?

僕自身は今のところはありません。でも、社内のフィリピン人の方に日本語を教える機会をいただいています。上司からこの話を打診されたとき、TOEIC Testsで高得点をとっていてよかったな、と思いました。

今後の目標などがあれば教えてください。

いつかは海外でも働いてみたいですね。僕の業種はアジア諸国にチャンスがあるような気がしています。一番行きたい国はオーストラリアですけど(笑)

Google Chromeは、Google Inc. の登録商標です。

IIBC ENGLISH CAFE in メタバース新規CTA
ページの上部に戻る/Back to TOP