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Lesson 1

勝てる自己PRの作り方

エントリーシート/レジュメやインタビューで最も重要な自己PRの作り方についてお話します。

アメリカでは、日本のような団体で実施する採用活動はあまり多くありません。それでも、学生は大学1年生の時から‘自分を魅力的に見せる自己PR’作成について考えています。そのくらい、自己PRは就職活動に大切なものなんですね。特に日本では、多くの応募者の中で人事担当者の目をひく必要があるのでより重要だと言えます。では、どんな自己PRが勝てる!のか。ポイントが分かれば、あなたにも書けるはず。

1.人事担当者の視点で考えてみよう

自己PRを作成する際に考慮しなければならないのが、読み手(人事担当者)の視点。あなたと一緒に働きたいと思わせることができるかが、次のステップへ進めるかどうかを左右します。
では、人事担当者が自己PRを見る際にどんなことを考慮しているのか?まず、いくつかのポイントを紹介します。

数ある自己PRの中で人事担当者の目をひくために、まず何よりも大切なのが具体性オリジナリティです。あなたの生活・経験のなかで、‘他の人と違う’何かはありませんか?
例えば、「バイト先での独自の取り組みが店長から評価された」や、「家庭教師で自分なりの教え方をしたら生徒の成績があがった」など、それがたとえ失敗でもいいのであなたオリジナルなエピソードを探してください。失敗エピソードの場合、そこからどう立ち直ったのか、何を得たのか具体的に説明してください。その経験や過程から得たものについて人事担当者は知りたいのです。

  1. 1 具体性があるか
  2. 2 オリジナリティはあるか
  3. 3 強みは?(パーソナルな実力)
  4. 4 強みは?(チームにおける実力)
  5. 5 グローバルな視点はあるか

あなたの強みがちゃんと伝わるかも、重要なポイントですね。
少し前までは、協調性やチームワークなど、団体内で円滑にコミュニケーションがとれる能力が重視されていましたが、加えて最近では個人個人の能力も重視されてきています。求められていることに対してあなたなりの個性(考え・意見)を添えて答えられる人が評価されているんですね。特にこの傾向は企画関係の部署で顕著にみられます。どちらの強みも併せてアピールできると怖いものなしですね。

そして、最後がグローバルな視点です。社内英語公用語化がニュースに取り上げられるなど、日本の企業のグローバル化は加速しています。外資系や外国の企業を目指すみなさんにはグローバルな視点は欠かせませんね。グローバルな見方を身につけるといっても、何から始めればいいのかわからないみなさんに、私はいつも経済チャートのウォッチを勧めています。海外の経済状況を観察することで、今海外で何が起きているのかが分かるようになってきますよ。世界から日本を、日本から世界を見るように心がけましょう。

2.NGポイントとは?

さらに、人事担当者から見たNGなポイントも確認してみましょう。

  1. 1 自分勝手・自分の物差しで考えている
  2. 2 「責任感」「コミュニケーション」「チームワーク」を使いすぎる
  3. 3 「問題」「困難」からの解決策をロジカルに説明できない
  4. 4 熱意に欠ける
  5. 5 心が動かされない内容

どれも基本的なことですね。特に、2.の「責任感」「コミュニケーション」「チームワーク」は多くの学生の自己PRに使われる頻出単語です。たくさんの自己PRを見ている人事担当者の目にはとまりません。まずはあなたなりのキーワードを探して(作って)、オリジナリティに富んだ自己PRの作成を目指しましょう。

3.さぁ、実際に書いてみよう!

自己PR作成の際のポイントが分かったところで、早速あなたの自己PRを作成してみましょう。
まずは、過去のさまざまな出来事を整理してみてください。自己分析だからといって、難しく考える必要はありません。

STEP 1
過去の経験を 思いつくままに書きだす
STEP 2
考えたこと、経験したこと、そこから得たものを具体的に書く
POINT
「何を考えて、どう行動して、どのように感じたか」を書くこと
「その経験から得たものは何なのか」を具体的にあなたの言葉で書くこと

大事なのは過去の経験の大きさではなく、過去の出来事に対して何を考え、どう行動し、その経験から得たものについて具体的に書くことです。あなたの言葉で書くことで、人事担当者の目をひくキラリと光る自己PRができるはず。「会ってみたい」と思わせることができればまずは成功です。

  • Lesson 2 書いてみよう
  • Lesson 3 英語インタビュー対策

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