公式TOEIC Listening & Reading プラクティスを使った学習法

公式TOEIC Listening & Reading プラクティスの学習法

リスニング編動画

リスニングが苦手な原因から、本書を使ったリスニングのパート別学習ポイントを井上先生が解説。実際に本書の問題に取り組んで、スコアアップまでのやさしい道案内を体験してみませんか?

リーディング編動画

リーディングを得意にするコツや、本書を使ったリーディングのパート別学習ポイントを井上先生が解説。実際に本書の問題に取り組んで、スコアアップまでのやさしい道案内を体験してみませんか?

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公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リスニング編

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公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編

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本書は、やさしさ満載の道案内

TOEIC L&Rというとスコアを取ることが注目されがちだが、このテストそのものが実は英語学習の道案内になっている。本書『公式 TOEIC L&R プラクティス リスニング編/リーディング編』はいわば道案内の道案内である。リスニングとリーディングのそれぞれで、そのやさしさ満載の案内ぶりを見てみよう。

リスニング編の学習法

英語がBGM化していたら要注意

リスニングが苦手な原因もいろいろあるが、一つはリスニングの練習をしているつもりでも英語の音声がBGM化してしまうことである。とにかく聞けばいい、英語のシャワーを浴びる的な「聞き流し」型の学習法の危険性はここだ。せっかくたくさんの英語の音声を耳に入れても、BGMだと脳が判断すると、その音は音楽を処理する方に行ってしまい、言語音として処理されない(イメージです)。せっかくのシャワーもただ排水口に流れるばかりである。英語の映画を何百本見ても、日本語字幕を見て内容を理解しているだけの人は、リスニング力は伸びない。英語がBGMになってしまっているからである。

リスニング編の学習ポイント:ただ解くのではなく、正しい道案内にそって解く

Part 1 写真描写問題

では、どうしたらよいか?答えは本書にある。たとえば、Part 1はシンプルに「誰が何をしてる?」ということに意識が向くよう聞いてねとやさしく促す。とくに聞き取りが苦手な人はここから始めるのは効果的だ。人間は「人」のすることの方が「もの」に対するよりも意識を向けやすいことがわかっている。

その次に「ものごとがどうなっている」という描写へと進む順序は、人間の頭の働きから考えると理にかなっている。本書はこんな具合に、なにかと理にかなった順序になるよう配置されている。脳にやさしいのだ。

Part 2 応答問題

Part 2は、まずは5W1Hならぬ4W(When、Where、Who、What)を聞き取る練習で始まる。他にも疑問詞にはWhyやHowなどもあるが、いきなりすべて聞き取るとなると難しいかもしれない。まずはこの4Wから始めて定着したら次のWhy、Which、Howへと進んでいくのが本書のやさしさである。
しかも、「いつ?どこで?」などと意地悪く詰問しているのではない。英語音がBGM化しないように、このあたり聞いてねーと導いているのである。ど こを聞き取るべきかを太字にしてやさしくお誘いしているのも同様だ。そんなやさしさを感じながら本書に取り組むとTOEIC L&Rへの準備も楽しくなること請け合いである。

PART2 Unit 3 WH疑問文

※ 本書から一部抜粋。ページイメージは実際の内容とは異なる場合がございます。

Part 3 会話問題

Part 3は会話である。ちょっと高度になってくるが、ここでもunitごとに、どんなふうに聞いたらよいかの作戦が示されていて学習者を導く。なぜここが高度だと言っているかというと、こういう会話はたんに「誰がどこで何をして、、、」ではすまないところがあるからである。相手や他人の意図や示唆することをくみ取らねばならないことがある。
実はこのような文脈から含意をくみ取ることは、いわゆるAI(Artificial Intelligence、人工知能、ですね)が苦手とするところだ。そもそもAIには常識がないし、空気も読めない。ここで問われるのは、どんな文化の人にも共通する空気を読む能力、文脈から推察する能力だが、それでも人間サマのあなたの能力の方が圧倒的に優る。その能力をここではフル回転させるべし、である。(ちなみに私はよく空気を読まないヤツと言われる輩なので、実はここは苦労するところです汗)。

Part 3の会話問題における空気読み能力の補強策の一つは、音声と一緒に問題の会話をあとで何度も声に出して読んで会話の雰囲気を体得することだ。無機質的なイメージを持たれやすいTOEIC L&Rだが、そんなことはない。会話の雰囲気を生み出すプロソディ(イントネーション、抑揚など)も計算済みで入れ込んである。ただし、おちゃめにトラップがしかけられた会話もあるので、そこも楽しんで何度も聞くとよい(本番ではやめてほしい?笑)。慣れてきたらシャドーイングで完コピをめざすと、テストを超えて会話力にもつながる。

Part 4 説明文問題

Part 4では特定のジャンルのまとまったスピーチやアナウンスを聞く。一人トークのジャンルもいろいろあるが、日本語なら、多くはその断片を聞いただけで、どういうジャンルのトークかがわかるはずだ。「次は、京都、京都でございます」という文字を見ただけで、多くの日本語話者は、どういう言い方をするかを知っているし、再現(マネ)できるだろう(電車の車掌さんね)。そのジャンルに慣れているからだ。この慣れが英語にも必要である。内容がけっこう高度になってくるものもあるが、そのジャンルの状況を想像して聞くこともBGM化を避ける方法だ。

リスニング編のパート別学習ポイント

Part1 「誰が何をしてる?」を意識する。
Part2 4Wを聞き取る練習から始める。
Part3 会話の空気を読む。音読して空気を体得する。
Part4 トークのジャンルを想像して聞く。

わかるようになるまで何度も聞く + 単語力が上達のカギ

これは大事なポイントだが、一度テストの練習として受けた問題や解説も、本書のやさしさに甘えてめいっぱい何度も活用すべきである。よくわからなかった、点数がとれなかったというところは、とりわけ何度も聞く。最初はキーワードだけでも聞き取るように練習する→だんだんわかるところが増える・・・この「だんだん」感を経験できるようになってくると上達はまちがいない。それなりの語彙も必要になってくるので、「解答・解説」の下にある単語の音読や別冊付録単語集も活用するとよい。考える手順あり、聞く手順あり、単語ありの、心憎い(やさしい)配慮だ。

Unit 1 人物の動作を描写する

※ 本書から一部抜粋。ページイメージは実際の内容とは異なる場合がございます。


リーディング編の学習法

リーディング編の学習ポイント:基本を身につけ、スピードアップ

さて、今度はリーディングを見てみよう。

Part 5 短文穴埋め問題

まずはPart5の短文穴埋め問題から。端的に言えば文法問題である。リーディングのポイントは、基本とスピードだ。なんだか相反する別のことのように思われるかもしれないが、そうではない。基本、つまり文法の基礎や語彙をしっかり身につけることはスピードを生む。これ以降も含めてリーディングセクションのキモは実はスピードである。スピードが勝負といえば、TOEIC L&Rか牛丼屋さんかと言われるくらいだ(と聞いたことがある、、、気がする)。
しかし、やみくもに最初からスピードを求めてはいけない。基本をおろそかにするとスピードも伸び悩むし、そもそも正答率が下がって元も子もない。ここはスピードを意識しながら、基本をかためよう。品詞や文型などを瞬時に見抜けるようにするのもその一つのトレーニングである。意味は理解しても、それをさらに日本語に訳す、ということをしてはいけない。日本語に訳すことまでやる(英語母語話者は当然やってないですね?日本語知らないんですから)のはスピードを上げる邪魔になる。たとえば、Unit 1の品詞を見極めるという問題は奇妙な問題だと思うかもしれないが、さすが、「公式TOEIC L&Rプラクティス」だ。つまりは、意味は(そんなには)わからなくても形でけっこう解けますよ、と言っているのである。ただし、空手と同じで(きっと)型を見抜くには基本の鍛錬の繰り返しが重要だ。

Part 6 長文穴埋め問題

Part 6は長文穴埋め問題である。こことPart 7の読解問題は、なかなか一朝一夕に高得点を得られるようにはならない。いにしえより「日本人は英語の読み書きはできるが、、、」という言葉がスピーキングが苦手であることの枕詞として使われているが、それは正しくない。実際は、文字が読めるだけで、まとまった文章を速く読める人はむしろ少数だ。多くの人は苦手であることに気づいてもいない。ただ、悲観することはない。本書は、その苦手を克服することをこれまたやさしく手引きしている。
リスニングの時にBGM化しないように、という話をしたが、ここも同様である。これはいったい何について書いてあるんだ?何が言いたいんだ?と問いかけて読むことが大事だ。能動的に読むということである。Part 6なら文章の空所を埋める問題で、前後を読んだり、全体を見て考えたりというのめり込んだ作業がいる。これは、かなり頭を使うが、まずはここから始めよ、と本書の声がやさしく語りかけているのである。わからなかったら、日本語の説明を躊躇なく見よう。日本語訳でも詳細を理解できる。読むのが苦手な人への特効薬はできるだけハードルを下げ、がんばりすぎないで日本語の解説に甘えることだ。

Part 7 読解問題

Part 7はUnit 11から20まで読み物ジャンルではなく、どう読めばよいかというストラテジーに分かれているのがよい導きになっている。

PART 7 読解問題

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推測をするには・・・、段落の要点を掴むには・・・、などと例を交えておせっかいなくらい丁寧な解説である。問題、例題共に様々なジャンルの読み物が使われており、飽きさせない。子をあやす親のようだ。また、読み方別に分かれているので、自分はどんな読み方が得意か、不得意かもわかりやすい。英語の文章の読解が本当に苦手という人は、ウルトラCで、先に日本語を読んでから英文に取りかかるとよい。内容はわかっているので楽な気持ちで読める。途中でやめたり読まなかったりするより100倍よい。

リーディング編のパート別学習ポイント

Part5 品詞や文型を見抜く。
Part6 能動的に読む。前後を読み、全体を見て考える。
Part7 どう読めばいいかを考えて読む。

本書で英語学習の楽しさがわかるようになる

語学は楽しむことが最大最短の近道である。スコアも大事で必要かもしれない。しかし、本書の至れり尽くせりのやさしい道案内を堪能した方が人生も英語学習も楽しくなるのはまちがいない。
最後に、やさしい私からの親切で言うが、随所にあるコラムもぜったい読み飛ばさない方がいい。これは、より上級者になるための アドバイスである。アドバイスに耳を傾ける人の方がなんでも上達は早いものだ。

井上逸兵先生

慶應義塾大学文学部教授 、慶應義塾中等部長(校長職) 井上 逸兵先生

専門は社会言語学、英語学。世界と英語、日本(人)と英語という観点から、ことばの働きについて研究している。NHK Eテレで放送された「おもてなしの基礎英語」に講師として出演。英語や言語に関する著書、エッセイ、コラムも多数執筆。NPO法人地球ことば村・世界言語博物館理事長も務める。

本書の購入

公式TOEIC
Listening & Reading
プラクティス
リスニング編

定価 : 3,300円(税込)

B5判/352ページ/
CD-ROM 1枚付き(音声ダウンロード可)/単語集

ISBN:978-4-906033-59-1

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定価 : 3,300円(税込)

B5判/412ページ/単語集+速読用英文
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ISBN:978-4-906033-60-7

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