野球も英語学習も、目標から逆算。
TOEIC® S&Wで磨いた“ロジカルに伝える力”
幼少期から高校までインターナショナルスクールに通い、英語での日常会話は難なく行うことができる金子大也さん。それでも大学進学後、ビジネスで通用する英語力へと高めるために学び直したいと考え、就職活動も視野にTOEIC Tests※を受験。その学習成果が「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」の受賞につながりました。週6日の野球部での活動や、学業と両立した学習法を中心に伺いました。
※TOEIC TestsはTOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)、TOEIC Speaking & Writing Tests(以下、TOEIC S&W)の総称です。公開テストでは、TOEIC Speaking Test(以下、TOEIC Speaking)のみの受験も可能です。
目次
“インター出身”でも、英語の「基礎」と「論理」を学び直したかった理由
英語との出合いを教えてください。
幼少期からインターナショナルスクールに通っていたため、自然と英語に触れていました。両親は日本人で、私自身も東京で生まれ育ち、海外で暮らした経験はありません。ただ、両親には「国際的な視野を持った人になってほしい」という思いがあったようです。
幼稚園では基本的にオールイングリッシュ。遊びや日常会話を通して自然と英語に親しみ、その後もインターナショナルスクールの小学校へ進学しました。
小学4年生で出合ったのが野球です。「一人ひとりに打席が巡って、自分の力を発揮するチャンスがある」点に惹かれ、野球に打ち込みました。インターナショナルスクールの自由な校風は自分に合っていたようで、野球がきっかけで、異なるバックグラウンドを持つ生徒とさまざまな表現で会話ができるようになるなど、英語力が大きく伸びた時期だったと感じています。
現在は慶應義塾大学に在学中で、野球部では投手として練習に励んでいます。やっぱり野球が好きで、大学でも続けられる環境を選びました。また、在籍する経済学部では、9月入学の「PEARL※」というプログラムで、4年間全て英語で経済学を学んでいます。
※Program in Economics for Alliances, Research, and Leadership
改めて英語を学び直したいと思ったきっかけを教えてください。
2年生になり、卒業後の進路を意識するようになる中で、英語をもう一段階レベルアップさせたいと考えるようになりました。
もちろん、インターナショナルスクールで長く英語を使ってきたので、普段、会話をする分には不自由しません。ただ、それは授業や友人との会話など、主に学生生活の中での英語です。社会に出る前に、これまでの英語を基礎から学び直し、“ビジネスにも通用する論理的な伝え方”を身に付けたいと思ったんです。
就活を見据え、企業からの認知度が高いTOEIC® Testsを受験
TOEIC Testsを受験しようと思ったきっかけを教えてください。
就職活動で英語力を自分の強みにしたいと考えていたからです。同時に、TOEIC Testsの受験という機会を通して、英語を改めて学び直したいという思いもありました。
TOEIC Testsを選んだのは、企業での認知度が高く、スコアを英語力の証明として、就職活動の武器にできると考えたからです。また、ビジネスでのコミュニケーションを意識した内容であることも、自分の目的に合っていました。
TOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方を受験した理由を教えてください。
当初は、ビジネス英語の基礎となる語彙や文法を改めて鍛えるため、TOEIC L&Rだけを受験する予定でした。ただ、将来仕事で英語を使うことを考えると、「聞く」「読む」だけでなく、「話す」「書く」力も含めた総合的な英語力が必要になります。4技能をスコアで客観的に示せれば、これまで培ってきた英語力をより確かな強みとしてアピールでき、今後のキャリアにも生かせると思ったんです。
進学・卒業、就活、昇進・昇格、レベルチェックなど、多様な受験理由
TOEIC S&Wは、TOEIC L&Rと同様に、“なりたい自分”を実現するためのさまざまな目的で活用されています。

また、スピーキングに課題を感じていたことも大きな理由の一つです。例えば、日本語で言う「えーと」のような言いよどみや口語表現が多い自覚がありました。だからこそ、瞬時に受け答えできる力や、自分の考えをロジカルに組み立て、相手に分かりやすく伝えられる力を身に付けたい。そう考えて、TOEIC S&Wにも挑戦することにしました。
「目標まで逆算・計画・実行」のサイクルで英語学習と野球を両立
英語学習と野球をどのように両立したのでしょうか。
野球部の活動は週6日あり、平日は授業が終わるとそのまま練習、土曜日も練習です。まとまった勉強時間を確保するのが難しかったので、まず取り組んだのが、目標から逆算して学習計画を立てることでした。

令和8年度春季オープン戦での一コマ
2026年4月には就職活動を始める予定だったので、それまでにTOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方で納得できるスコアを取ることを目標に設定。TOEIC L&Rは2025年10月、TOEIC S&Wはその2カ月後の12月に受験すると決め、それぞれ受験日の約半年前から学習を始めました。
基本的には帰宅後を学習時間と決め、23時には就寝するというリズムを作りました。ただ、それだけでは十分な勉強時間を確保できないので、通学中や授業の空き時間といったスキマ時間も活用しましたね。お風呂上がりには、ストレッチをしながらスピーキングを練習するなど、“ながら学習”も取り入れていました。
とはいえ、TOEIC L&RとTOEIC S&Wを合わせると約9カ月間の学習だったので、ずっと気を張っていては続きません。週に一度は友達とドライブや温泉に出かけるなど、オンとオフの切り替えも大切にしていました。
また、翌日に試合があれば体のリカバリーを優先し、大学の試験があれば、その日は学業に集中するようにしていました。無理に英語学習を詰め込むことはせず、その時々でバランスを取ることも心掛けていました。
「目標から逆算して計画を立て、実現に向けて行動する」というサイクルは、野球にも大きく通じるところがあります。投手は登板予定日に向けて、練習だけでなく、コンディショニングや体のケアまで含めて準備します。登板日という目標から逆算して、「いつ、何をするか」を考える。そうした習慣が、TOEIC Testsの学習にも生きたと思います。
具体的な学習方法を教えてください。
TOEIC L&Rでは問題演習を重ねながら、語彙や文法などの基礎を改めて確認し、一つずつ確実に定着させました。
一方、TOEIC S&Wでは、公式教材のワークブックを中心に勉強しました。実際の試験に近い形式の問題に取り組めるので、試験形式に慣れる上でも役立ちました。
スピーキングの学習で特に力を入れたのが、「録音」と「反復」です。自分の発話をスマートフォンで録音して聞き返すと、課題の言いよどみを繰り返すクセがはっきり見えてきます。そうした点を一つずつ直して、もう一度録音する。さらに、正しい文型やフレーズがスムーズに口から出るまで何度も練習しました。続けるうちに、瞬発的な場面でも、筋道立ててロジカルに話す力が磨かれていく実感がありました。
受験後、高校時代から付き合いのあるネイティブの友人に会った際にも、以前と比べて話し方が変わったと褒められ、手応えを感じることができました。
金子大也さんが活用した公式教材IIBC AWARDの受賞を自信に、英語を生かして世界へ
受賞を知ったときは、どんなお気持ちでしたか?
実は、受賞の連絡をいただくまでIIBC AWARDの存在を知りませんでした。連絡をいただいてから調べると、英語4技能全てで高いスコアが受賞基準として定められている賞だと知って、とてもうれしかったです。取り組んできたことが一つの形になり、大きな達成感がありました。特に、課題だったスピーキングが評価されたことは、大きな自信につながりました。
現在は3年生で、就職活動の真っ最中なので、受賞についてはエントリーシートにも記載しています。これから面接が進んでいく中でも、自分の英語力を示す強みの一つとして伝えていけたらと思っています。
英語学習に励む方へのメッセージと、今後の夢を聞かせてください。
学習を続けていると、モチベーションを保つことが難しいこともあると思います。私自身、集中できないときには、「なぜ今、英語を勉強しているのか」という目的に立ち返るようにしていました。将来、自分は何をしたいのか。そのために、今何をすべきなのか。目的が明確になれば、目の前の勉強にも取り組みやすくなると思います。
目下の夢は、英語を生かせる仕事に就くことです。私にとって英語は、仕事のためだけでなく、国や文化の異なる人たちをつなぐ大切なツールでもあります。社会に出てからも真摯に英語と向き合いたいと考えています。
座右の銘は「不撓不屈(ふとう・ふくつ)」。どんな困難にも決してくじけず、諦めずに立ち向かうという意味です。その姿勢は野球でも英語学習でも変わりません。これからキャリアを重ねる中でも、この姿勢を大切にしながら、新しいことに挑戦し続けられる人でありたいと思っています。
テスト日程・申込
\ IIBC AWARD受賞に向けて計画を立てよう /
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