クラーク記念国際高等学校 近さん

―第10回IIBCエッセイコンテストに応募したきっかけを教えてください。

近さん:IIBCが主催するエッセイのライティングワークショップに参加したことがきっかけです。そこで書いたものをさらにブラッシュアップして、コンテストに応募してみようと思いました。ワークショップでは先生がお手本を書いてくださったのですが、自分では思い浮かばなかったアイデアや書き方など新しい発見がいくつもあり、とても有意義な時間になりました。

―エッセイを書いた際のプロセスを教えてください。

近さん:アイディアを考えた後は、最初にボディ(メイン)となるパラグラフを書き、次に締めの部分、そして最後に冒頭の導入部分を書きました。なぜこのような書き方をしたかというと、ワークショップの先生が書いたエッセイの導入部分がとても面白かったからです。私も、“続きを早く読みたい!”と感じてもらえるような、読者を惹きつける書き出しで始めたいと思いました。エッセイは提出日まで、より洗練された表現にするため何度も辞書を引いて修正を繰り返しました。

―IIBCエッセイコンテストで優秀賞を受賞され1年が経ちましたが、自分自身の変化があれば教えてください。

クラーク記念国際高等学校 近 由梨子さん

近さん:実は私はもともと、ライティングに苦手意識があったんです。ですので優秀賞の受賞は、“私にもできるんだ!”という自信に繋がりました。最近はさらにモチベーションが上がってきて、もっとたくさん書いてみたいと思うようになりました。英語全体に対する意識も変わり、より高いレベルの英語力を身に着けたいと考えるようにもなりました。

―英語のライティング能力を伸ばすにあたり、何かしていることがあれば教えてください。

近さん:昼休みなどを利用して、エッセイを書いています。普段考えていることや、授業で取り上げられたテーマで深掘りしたいトピックが出てきたら、手帳にメモしておいて、それをネタにエッセイを書きます。エッセイを書いていると新たな単語や表現を覚えることもできるので、リーディングにも活きていると感じています。今まで難しいと感じていたレベルの英語の本にも挑戦できるようになりました。更に本を読んでいて知らない単語が出てきたら意味を調べ、積極的にその単語を使用した文章を書いてみるなど、応用できるようになってきました。

―学校の英語の授業はいかがですか。

クラーク記念国際高等学校 近 由梨子さん

近さん:現在、クラーク記念国際高等学校のインターナショナルコースに所属しているので、多様な英語の授業があります。ニュージーランドの大学の先生から直接レクチャーをしてもらう授業などもあり、たくさん刺激も受けています。プレゼンテーションの授業では、スピーチとプレゼンテーションの違いを学ぶなど充実しています。

―授業以外で自主的に行っている英語の勉強法などがあれば教えてください。

近さん:英語の経済学の本を読んだり、ポッドキャスト等のニュースチャンネルをよく聴いています。新しく学んだことはきちんとメモに取り、自分の意見も書くようにしています。

―今後、英語面でチャレンジしたいことや目標があれば教えてください。 将来の夢を教えてください。

近さん:大学では、経済学を英語で勉強してみたいなと思っています。将来的には通訳など、英語を活かせる仕事に就けたら嬉しいですね。またその傍らでエッセイも書き続け、自分の意見を発信していけたらいいなと思っています。

(本記事の取材は2019年12月に行いました。)

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IIBC高校生英語エッセイコンテスト事務局


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