通訳ボランティア派遣事業活動報告
うたフェスJAPAN2025
うたフェスJAPANとは
一般社団法人 東京国際合唱機構(以下、ICOT)は「日本と世界の合唱の発展のため」に生まれた団体で、同機構が主催するうたフェスJAPANとは、「うた」を愛する人々がジャンルやプロ・アマの垣根を越えて集まる歌の祭典。2024年8月に初めて開催され、2025年は8月22日(金)~24日(日)の3日間、横浜みなとみらいホールにて開催されました。

通訳ボランティア派遣事業とは
TOEIC Program® を運営する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、2019年度にICOTが主催した「第2回東京国際合唱コンクール」へ通訳ボランティアを派遣した実績があります。コロナ禍を経て、今回改めてICOTからの依頼をうけ、ICOTが主催する「うたフェスJAPAN2025」に通訳ボランティア派遣を行いました。
IIBCが掲げる基本理念「人と企業の国際化の推進」やミッション「グローバルコミュニティにおける円滑なコミュニケーションの促進」とも親和性が高く、英語学習者にとっても同コンクールの通訳ボランティアで国際交流に貢献する機会が得られます。IIBCが行うCSR活動の一環として英語が「あなたと世界をつなぐ」ことを具現化し、英語学習の動機付けの一助となることを目指した事業です。
通訳ボランティア活動の様子
今回参加した通訳ボランティアは総勢16名。おそろいのポロシャツを着用し、香港、インドネシア、フィリピン、台湾から来日した合唱団に帯同、サポートを行いました。その他、海外団体受付や案内、物販などでの対応も行いました。
通訳ボランティアの声

リハーサルの様子を写真に撮って欲しいと頼まれた時、写真のみならず、サビ部分の練習の様子を動画で撮影してあげたところ、「great!!」と言って、とても喜んでもらえました。最後に私たちボランティアスタッフも一緒に写真を撮ってくださり、動画では「ありがとう」と言ってくださり嬉しかったです。
物販で、海外のお客様がTシャツのサイズで迷われている時に、サイズの在庫や大きさについてお伝えし、納得して購入していただけたことが特に嬉しかったです。自分自身の英語での発話が、相手の安心感につながったようで、とてもやりがいのある瞬間でした。


運営スタッフから、「通訳ボランティアがいることで、自分たちにとっても安心できる存在になっている」と言っていただいたことが印象に残っています。海外からの来場者だけでなく、運営に携わる方々にとっても自分の役割が安心や快適さにつながっていることを実感し、やりがいを感じました。
大勢の前で英語で話したとき、多くの方が頷いてくれたのがとても嬉しかったです。日常会話とは違う緊張感があり、良い経験になりました。また、大人数の前では相手の理解度がわかりにくく、自信を持って発信する大切さを感じました。
