英語学習は必要だと感じているが、いま一歩踏み出せずにいる、1人ではなかなか継続的に学習することができない……。このような悩みを抱える方たちに向け、ワクワク感を持ちながら取り組める、複数企業・横断交流型の英語強化合同イベント「English Cup 2020」を開催しています。今号では、その概要を紹介します。 本大会は、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社ナガセ 、IIBCの3団体の共同開催となります。
2020年8月号
10団体が参加。仲間と英語力向上を目指す合同イベント「English Cup 2020」を開催
2部門に分かれチーム・個人戦で競い合う
English Cup 2020は、4カ月間(6 ~ 9月)での英語力の伸長を競い合う、非接触型のバーチャル大会です。複数の企業と合同で行うことで競争意識が高まり、メンバー同士で支え合いながら英語学習を続けることができたり、前向きに学習する人が多くいることを知りモチベーションを高めたりすることができます。
〈みずほ〉では、グローバル化への意識醸成や英語学習者の裾野拡大などを目的として、2014年度にグループ横断の英語 力強化イベント「MIZUHO English Cup」を立ち上げました。これまで延べ6,000名が参加している本イベントは、ランキングの開示や学習ポイントの共有といったゲーム性を持たせることで、参加者が一体となり、ワクワク感を持ちながら取り組める場となっています。その結果、イベント期間中に、多くの従業員がTOEIC L&Rのスコアを100点以上アップするとともに、学び合う風土が醸成され、全社的な底上げにつながっています。
井川 絵梨子氏
この経験を基に、企業の垣根を越え切磋琢磨することで、より多くの企業・ビジネスパーソンの英語力向上に向けたムーブメントを更に大きくしていきたいと思い、「English Cup 2020」開催の提案をさせていただきました。本大会を通して、〈みずほ〉のグローバル化においても、これまで以上に推進していきたいと考えています。
当社では現在、急速な事業環境の変化や外国人の採用、国・地域を超えたグループ内での交流により、職位などにかかわらず英語を使用する機会が増えています。そのため、英語力は欠かすことのできないスキルになっており、より多くの従業員が英語学習への意識を高め、キャリアの幅を広げられるよう、自己開発支援制度(認定コースでの学習費用を会社が半額補助する制度)を設け、英語力向上にも注力しています。 新型コロナウイルス感染症の影響で、集合形式での英語学習は難しい状況ですが、非接触型英語イベント「English Cup 2020」が、学習者のモチベーションアップの一助になればと考えています。また、他社の英語学習者との交流で刺激を受けたり、人的ネットワークを広げることで得た新しい知識や情報を活用し、仕事の成果向上につなげていくことも期待できると思っています。
参加企業の声
HENNGE株式会社 執行役員 社長室室長
汾陽 祥太氏
汾陽 祥太氏
当社では、TOEIC L&RとTOEIC Speaking & Writing Tests(以下、TOEIC S&W)のスコアが、人事評価項目の1つになっています。そのため、従業員の英語学習の促進や、モチベーションアップのために最適だと考え、「English Cup 2020」に参加することにしました。