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官民が協働し社会総掛かりで実施
文部科学省 大臣官房審議官(高等教育局及び科学技術政策連携担当)
西條 正明氏
「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、学業成績や語学力を問わず、「海外でこれをやりたい」という強い情熱や好奇心を持つ若者を優先して選抜する、非常にユニークな留学プログラムです。このような大胆なプログラムは、国費による留学制度では、なかなか導入しにくい面があります。そこで官民が協働し、社会総掛かりで実施することにしました。
官民のうち、民には柔軟な発想力とスピード感を持って動くことができるという強みがあります。そもそもこのプロジェクトのアイデアは、民との対話から出たものでした。一方、官の強みは、官が加わることでプロジェクトに公的な意味合いが付与され、利害関係にとらわれず、多くの人が参画しやすくなることです。第1ステージでは様々な企業・団体、個人からの支援を得て、120億円もの支援金が集まりましたが、これは官民がそれぞれの強みを発揮できたからこそ実現できたのだと思っています。
支援企業・団体の皆様には、「今後社会が変わっていく中で、自ら課題を見付け、解決に向けて行動できる力や、グローバルに活躍できる意欲・能力を持った若者を育てていかなくてはいけない」という一致した思いのもと、プロジェクトに協力していただいています。「トビタテ!留学JAPAN」の事務局の運営も、支援企業・団体から出向者を出していただき、官民協働で行っています。
IIBC様もその1団体で、「あらゆる境界を越えて、世界で活躍する人材を育てること」を事業の柱の1つに据えていらっしゃいます。これは「トビタテ!留学JAPAN」が目指している方向性と完全に一致しています。IIBC様のような団体とプロジェクトをともに運営することができ、大変ありがたく思っています。
「トビタテ!留学JAPAN」は、23年度から第2ステージがスタートします。これまで通り、たくさんの若者たちに海外でチャレンジする機会を提供するとともに、新たに始まる「価値イノベーション人材ネットワーク」では、既に留学を経験したトビタテ生たちの能力を、社会課題の解決や価値創造などに結びつけていくことができればと考えています。
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