TOEIC® Speaking & Writing Tests体験談

大久保 亮さんの写真

大久保 亮 さん

保険会社勤務

スコア
S:190 W:200
(TOEIC L&R:985点)

掲載内容および所属は取材当時のものです。現在とは異なる可能性がございます。

英語とのかかわり

交渉には欠かせない、瞬発力と論理性のある英語力

保険会社で国際渉外を担当する私の主な業務は、各国の金融・保険制度の調査や、海外の関係者との連携を図ったり、国際会議で新たな国際基準を作るにあたり、日本代表としての考えを反映させるための働きかけをしたり、といったものです。そのため、文書を読む、意見書を書く、相手国の意見を聞きながらこちらの主張が反映されるよう交渉するなど、英語の4能力を駆使しながら業務をこなしています。スピーキングに関して言えば、私の業務でのゴールは、文法が完璧できれいな英語を話すことではなく、相手を説得できる英語を話せるか否かです。英語圏の方だけでなく全世界の人たちが交渉の相手になるので、明快な表現で確実にこちらの考えを伝えられるスピーキング力が求められます。

また、交渉の仕事に求められるのは、瞬発力と論理性です。例えば、ふいに意見を求められたときに「う~ん」と3秒黙ってしまったら発言の機会を失ってしまいます。また、答えるときにも、最初にまず勇気を持って結論を言い放ち、それから論証していくといった英語ならではの論理展開ができなければなりません。話の最初に、あるいは文書の最初に結論がないと、特に欧米の人たちを引き込むことができません。そして時には、相手の心をつかむためにジョークを用いることも有効です。

TOEIC® Speaking & Writing Testsを受けて

高度なリスニング力も必要なテスト

まず、スピーキングテストに関しては特に、出題形式や内容を事前に熟知しておくことが必須です。中にはメッセージを聞き取った上でスピーキングをする問題もありますが、質問に対してどう答えるかを考えながら聞き取らなければ時間内に答えられないので、ある意味でTOEIC L&Rよりもずっと高度なリスニング力が求められます。スピーキングテストに関する具体的な対策ですが、「写真描写問題」については、手持ちの写真などを何枚も使って描写の練習を積むこと。そのほかの問題については、ホームページや公式ガイドに載っている問題に何回もあたって、より高度な答えを作る練習を重ねることです。

TOEIC® Speaking & Writing Testsでは4技能のすべてが問われる

スピーキングテストで最も難しいのは「解決策を提案する問題」でしょう。長文を聞き取った上で、わずか30秒で答えを構築し、60秒でそれを言わなければなりません。相当な英語力が求められる問題ですが、これはまさに、英語で交渉をしたり会議をしたりするときに必要な力が試される、とてもよい問題だと思います。
ライティングテストの方では、最後の「意見を記述する問題」が難関ですが、これも、国際舞台で通用する文書を書くための基本である、「結論→根拠」の順で論理的に書く力を試すのに適した問題です。
このテストはスピーキングテスト/ライティングテストという名称になっていますが、リスニング力や速読する力も含め、4技能のすべてが求められるテストであり、まさに、世界で通用する英語力を試すのにふさわしいテストだと思います。

これから受けようとする人に

英語の即戦力を持った人を選び出すためのテスト

従来のTOEIC L&Rに比べてTOEIC S&Wの認知度はまだ低いようですが、国際的な業務を行う企業の人事担当者などが英語での交渉能力を持った適格な人材を選ぶ際に、このテストは最適なテストになるはずです。私が後輩に業務を受け継がせるとしたら、TOEIC S&WでS:160 W:170ぐらいを出せる人なら、英語の瞬発力と論理性を有する即戦力の人材として、ひとまず安心して任せることができるでしょう。

英語の発信力を伸ばす5つの方法

特に帰国子女というわけではない私の学生時代の英語力は、文法は満点だがスピーキング・リスニングは苦手という典型的な受験英語タイプでした。最後に、そこから努力を重ねてきた私の体験を踏まえ、英語の発信力を向上させるために以下のような勉強法をご提案します。

(1) 徹底的に真似をして、英語のリズムを身につける
CD教材でもニュースでも、ラップのような音楽でもいいですが、リエゾン、イントネーションなどに気をつけ、徹底的に真似をすること。私は世界各国18種類の英語を真似できるようになりましたが、リズムに慣れることができれば、英語を聞き取る力も同時についてきます。
(2) 英語の語順に慣れる
文字とは違い、音は後ろから前には戻れません。これが日本人にとってのリスニングの難しさです。英文を読むときも決して後戻りせず、前から後ろに理解していく訓練をすると、リスニング力ひいてはスピーキング力の向上にも役立ちます。
(3) 基本単語の意味を知る
受験英語では高度な語彙ばかり覚えさせられますが、go、come、onのような中学で学ぶ基本単語の意味を英英辞典でつかむこと。こうした単語を駆使できないと、たとえ会議で発言できても、休憩時間に行なうコミュニケーションがスムーズに運びません。
(4) 瞬発力をつける
言葉を知識として知っていることと、言葉がスラスラ口から出てくることとは別物です。自分でテーマを決めて1分間話し続ける練習をしてください。街角を歩く人々の様子を見ながら、日本語で、アナウンサーのように実況中継の真似をしてみる、といったやり方でも、発話の瞬発力を鍛えることができます。
(5) 結論→根拠の論理構造に慣れる
答えがいろいろ考えられるとしても、迷わずどれかに決めること。英語でのコミュニケーションには、こうした「勇気」と「決断力」が必要です。
  • S:TOEIC Speakingスコア、W:TOEIC Writingスコア
    (両テストスコアとも、0~200点・10点刻み)
  • ここで紹介する学習法などは、ETS、(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会が推奨するものではなく、インタビュー対象者ご自身の学習経験に基づくものです。

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