2022年3月号

    2020年を上回る14団体が参加
    「English Cup 2021」を開催

    英語学習の必要性を感じていても1歩踏み出せずにいる、1人では学習が続かないといった方々向けに、ワクワク感を持ちながら取り組むことができる、複数企業・横断交流型の英語強化合同イベント「English Cup2021」を開催。2020年を上回る14団体にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

    本大会は、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社ナガセ、IIBCの3法人による共同開催イベントです。

    仲間と英語力向上を目指す

    2020年に続き、21年も「English Cup 2021」を開催。非接触型のバーチャル大会で、4カ月間(21年7 ~ 10月)の英語力の伸長を競い合いました。複数団体が参加するため、競争意識を高めるとともに、仲間と支え合い、モチベーションを高めながら取り組むことができ、ビジネスパーソンの英語コミュニケーション力を底上げしていくことが可能です。

    20年よりも参加団体が増え、株式会社安保商店、DIC株式会社、DICグラフィックス株式会社、東亜建設工業株式会社、東日本旅客鉄道株式会社 東京電気システム開発工事事務所、株式会社みずほフィナンシャルグループ(社名50音順)をはじめとした、14団体が参加しました。

    本大会では、TOEIC L&R Test部門と、TOEIC Speaking Test部門に分かれ、個人戦と4~6名で1チームのチーム戦を実施(TOEIC Speaking Test部門は個人戦のみ)。参加者は期間中に行われるIPテスト、公開テストのいずれかを受験し、過去2年以内のスコアと、大会期間中の最高スコアの伸長度合いを計算し、順位付けが行われました。

    参加者の学習を支援するイベントも開催

    大会期間中には、参加者の英語学習への意欲をより高めるため、株式会社ナガセが運営する東進ビジネススクールの講師3名(安河内哲也氏、松本ミチロー氏、ATSU氏)によるWEB勉強会を開催。さらに、参加団体の担当者を対象に、各団体の交流を目的としたWEB座談会「Englishサミット」を開催し、情報交換などを行いました。

    同年12月には修了式・表彰式を行い、盛況のうちに終了しました。

    受賞者の声

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    TOEIC R L&R Test部門

    チーム平均スコア93点UP
    620点から713点に

    TOEIC L&R Test部門 チーム戦1位(チーム名:配1)

    東日本旅客鉄道株式会社
    東京電気システム開発工事事務所  工事管理室
    伊藤 徹氏
    石井 陽子氏

    1日も休まず学習を継続

    私の英語学習の課題は「継続すること」でしたので、English Cup 2021では「とにかく毎日学習する」を個人目標にしました。途中、仕事で多忙な日などは怠けたい気持ちも芽生えましたが、チームメンバーの励ましやアドバイスのおかげで1日も休まず学習を継続できました。今回初めて英語学習の楽しさを実感できたので、「やればできる!」の気持ちでこれからも楽しみながら英語力向上を目指します。(伊藤氏)

    英語ができるようになったらいいなという思いがあるだけで、本腰を入れて勉強していませんでしたが、English Cupを機に自分の弱点を克服して得点を上げるべく勉強に励みました。勉強すればするほど、できるようになることと足りないことがどんどん出てきて、英語の深さと面白さを実感しました。これからも継続して勉強し、英語を使って仕事ができるようになるところを目指していきたいと思います。(石井氏)

    TOEIC Speaking Test部門

    TOEIC Speaking Test部門

    スコア50点UP
    110点から160点に

    TOEIC Speaking Test部門 個人戦1位

    みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
    IT開発本部
    荻原 綾子氏

    モチベーションアップにつながった

    TOEIC Programの受験からしばらく遠ざかっていましたが、2021年4月に育児休暇から復職し、現在の実力を確認するべく、また受験してみようと思っていたところにEnglish Cup 2021の開催を知って、参加を決めました。
    English Cupでは、自分の実力が複数企業の中でどの位置にあるかが分かり、また2回以上受験した中でのTOEIC Testsのスコアの伸び率で順位が決まるという点が面白く、モチベーションアップにもつながりました。
    TOEIC L&R Test部門もエントリーしましたが、残念ながら2回目でスコアが下がり、次回以降リベンジしたいと考えています(目指せ、950点!)。今回、TOEIC Speaking Test部門で表彰されたことを機に、仕事において英語で話す機会が増えればうれしいですし、英語の勉強に興味のある社員と交流、切磋琢磨して一層の英語力向上ができればと思います。

    参加企業の声

    株式会社安保商店 人事総務部 広報担当  安保 早苗氏

     

    競い合うことでやる気が向上

    弊社では2019年より社員の本格的な英語教育に力を入れ始め、ネイティブ講師によるビジネス英会話レッスンやオンライン英会話の補助などを取り入れており、20年に会社として初めてTOEIC S&Wの社員全体受験を始めました。TOEIC S&Wの受験は1年間の英語学習の効果を測る指標として有用であると考え、毎年受験をすることにしようと考えていた矢先、IIBCの担当者の方よりEnglish Cupの企画をお持ち掛けいただき、是非参加してみようと考えたのがきっかけです。また安河内先生からの「同じ志を持った仲間がいた方が更にモチベーションが保てます」というアドバイスを基に、同時開催の社内イベントとしてAbo Shoten English Cupと称し、ツーマンセルでスコアの上昇率を競い、景品を出すという企画も行いました。従業員がやる気を出して互いに競い合ってくれるのでモチベーションアップにはとても良いと思いました。今後も社内の英語力強化のため社内外いろいろなイベントに参加、企画していきたいと考えています。

    東日本旅客鉄道株式会社
    東京電気システム開発工事事務所(東電所) 海外事業推進室  塩谷 敦子氏

     

    仲間と学習を楽しむことができた

    当部署は英語とは縁遠いように見られがちですが、実はインドをはじめとする海外の鉄道建設プロジェクトに携わった社員もおり、海外の企業や団体と交流する機会は、コロナ禍以前の数年間で増えていました。
    日頃より社員には、言語の壁に阻まれることなく、自ら積極的に社外の世界に触れ、視野を広げ技術者としての器を大きくする取り組みを推奨しており、それをサポートするために東電所では、オンライン英会話、TOEIC ProgramのIPテスト、講演会等々、様々な英語学習の取り組みを実施してきました。とはいえ、個々に努力するだけでは意欲も続かず、行き詰まったときには刺激を与え、鼓舞し合う仲間が必要です。そこで、チームでも競い合うことができるEnglish Cup 2021に参加しました。
    開催期間中には参加者同士がオンライン座談会を開催するなど、英語学習の悩みや有用な学習方法を共有し、モチベーションを上げていきました。さらにTOEIC Testsのスコアを指標の1つとして、仲間と「学習を楽しむ」ことができたのではないかと思います。

    共同開催企業からのメッセージ

    株式会社みずほフィナンシャルグループ
    グローバル人事業務部
    半澤 美友氏

    〈みずほ〉では、グローバル化に向けた意識の醸成と、英語学習者の裾野拡大・底上げを目的として、2014年度にグループ横断の英語力強化イベント「MIZUHO English Cup」を立ち上げました。伸長したいスキルに合わせ、TOEIC L&RおよびTOEIC Speaking Test部門より選択し、チームまたは個人で一定期間TOEIC Testsのスコアアップをランキング形式で競う場となっています。19年度までは、年代や職種に縛られることなく延べ6,000名の社員が上位を目指し、語学学習にゲーム感覚で取り組んできました。20年度より株式会社ナガセ様・一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会様のお力添えの下、社内の枠組みを超えて様々な企業の皆様と一体となり本イベントを実施しています。21年度は更に多くの企業の皆様にご賛同いただき、計14団体での開催となりました。
    WEB勉強会などを通して、仲間やライバルとして英語力向上に取り組み、学びを共有することができる参加者の存在は、学習を継続する上で大きな支えや励みになると考えています。実施期間中は新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発出され、人とのつながりを感じることが難しい状況だったからこそ、改めて「English Cup 2021」の開催意義を感じられました。

    共同開催企業からのメッセージ

    株式会社ナガセ
    東進ビジネススクール本部
    英語教育推進部
    後藤 尚子氏

    当社は、みずほフィナンシャルグループ様の英語研修を担当しており、これまでに全受講生のTOEIC L&Rスコアの平均で、内定者の方は約120点、従業員の方は約190点伸長するという研修を一緒に行っております。
    2020年に引き続き、合同開催で本イベント運営をさせていただき、「講師陣が自慢の東進」として、実力派講師によるWEB勉強会や定期的な激励メッセージ提供など、参加者の皆さんのモチベーションを上げる仕掛けでサポートをしました。
    WEB勉強会を担当した安河内哲也・松本ミチロー・ATSUの3名のカリスマ講師は受講生から絶大な人気があり、これまで多くの方のTOEIC Programのスコアアップを実現してきた実力派ですが、今回も参加した皆さんより「英語の学習法が分かった」「スピーキングテストをもっとたくさん受験しようと思った」「グローバルに活躍する仕事をしたくなった」などのお声を多数いただきました。
    WEB勉強会のような参加者の皆さんが定期的に集まることができる環境は、英語学習の優先順位を上げる効果があります。継続的に学習する仕組みを多くの方に活用いただき、完走していただくことにつながりました。

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