「第17回IIBC高校生英語エッセイコンテスト」 受賞者決定
最優秀賞は 仙台育英学園高等学校 圡屋 遼人さん
2025年10月30日
日本でTOEIC® Programを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)(所在地:東京都中野区中野、理事長:藤沢裕厚)は、高校生を対象とした英語エッセイコンテスト「IIBC高校生英語エッセイコンテスト」を毎年開催しています。本コンテストは、「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」をテーマに、多くの高校生に参加いただいています。
今年度も個人部門および団体部門において、いずれも過去最多となる応募をいただきました(個人部門224校・433作品、団体部門:68校・3,936作品)。この度、審査を経て受賞作品が決定しましたのでお知らせします。

個人部門 受賞者8名
(うち4名は複数受賞)
エッセイ本文および受賞者のコメントはタイトルのリンクにてご覧いただけます。
最優秀賞
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圡屋 遼人さん
仙台育英学園高等学校 1年(宮城県)
<作品紹介コメント>
私が小学校の時、障がいのある同級生が、言葉ではなく静かな行動で感謝を伝えてくれた経験をもとに、「コミュニケーションの本質とは思いであること」、そして「沈黙の大切さ」を書きました。
優秀賞
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菅原 俐亜さん
洗足学園高等学校 5年(神奈川県)
タイトル:Flight
<作品紹介コメント>
聴覚に障がいのあるダンサーとの出会いを契機に、言葉を超えた心のつながりを学んだ経験を綴りました。違いを受け入れ、互いを理解し合うことで得られる新たな気づきを、読者の皆さまにも共に感じ取っていただければ幸いです。
優良賞
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西宮 莉杏さん
松山東雲中学・高等学校 3年(愛媛県)
タイトル:HUG - Healing, Understanding, Giving
<作品紹介コメント>
1カ月間のアメリカ留学。私の心を強く捉えたのがハグでした。はじめて交わしたハグ。心をつなぐものでした。オバマ元大統領が広島訪問で見せたハグ。HUGの持つ力 (Healing, Understanding, Giving) と平和の願いを伝えたくてエッセイにしました。
特別賞
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呉 潤希さん
専修学校クラーク高等学院天王寺校 2年(大阪府)
岡村 昊虹さん
高知県立高知丸の内高等学校 3年(高知県)
タイトル:Cinematic Bridges
小西 琉偉さん
近江兄弟社高等学校 3年(滋賀県)
中村 修都さん
関西創価高等学校 2年(大阪府)
林 悠椰さん
報徳学園高等学校 2年(兵庫県)
日米協会会長賞
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呉 潤希さん
専修学校クラーク高等学院天王寺校 2年(大阪府)
圡屋 遼人さん
仙台育英学園高等学校 1年(宮城県)
西宮 莉杏さん
松山東雲中学・高等学校 3年(愛媛県)
アルムナイ特別賞
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審査員長コメント
(IIBC理事長 藤沢 裕厚)

2025年度は個人部門に433作品と前年から約1.3倍の応募を、団体部門においては4,000近い作品を全国68の高校から応募をいただきました。団体部門の伸びは昨年から約1.4倍となりました。皆さんからの沢山のご応募、誠にありがとうございました。これほど多くの作品から優秀作を選ぶことは非常に難しい審査になりました。エッセイのテーマは「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」です。作品を評価するうえで重点を置いたのは「どのような場面で心がつながったと感じたのか」、「心がつながったことにより今までの考え方や社会を見る目がいかに広がったのか」の2点を分かり易く表現しているかという点としました。多くの作品が海外での生活や留学体験に基づくものでしたが、日本における日常生活の中での心の通じ合いを描いた作品も今年は多く寄せられ、いかに世界が広がったかを巧みに表現した作品も見受けられました。このような素晴らしい作品が今後も増えていくことを期待しています。
第17回IIBC高校生英語エッセイコンテスト概要
| テーマ | 「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」 |
|---|---|
| 表彰内容 | <個人部門> 日米協会会長賞:一般社団法人日米協会会長が、国際理解や国際交流の観点で優れた作品を選定 |
| 個人部門 審査員 | ・松本 茂氏(東京国際大学 教授、立教大学 名誉教授) ・馬越 恵美子氏(桜美林大学 名誉教授、異文化経営学会 会長) ・ロッシェル・カップ氏(ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング 社長) ・杉浦 康之氏(公益財団法人 東洋文庫 専務理事、ハーバード大学アジアセンター 国際諮問委員) ・審査員長 藤沢 裕厚(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 理事長) |