IPテスト(オンライン)の導入により応募者の受験率97%を達成

導入事例

NECマネジメントパートナー株式会社 人材開発サービス事業部

2021年3月号

  • TOEIC L&R
  • 企業
  • 人材育成

IPテスト(オンライン)の導入により応募者の受験率97%を達成

年4回、全国約100カ所でIPテストを実施してきた

NECマネジメントパートナー株式会社は、日本電気株式会社(以下、NEC)及び、NECグループ企業に対し、シェアードサービスや人材開発サービスを展開しています。英語教育に関しては、人材開発サービスの一環として、NECグループ各社からの求めに応じた研修や、eラーニングといったメニューを提供しています。

NECグループ全体としては、社員に一律の英語学習プログラムを提供するのではなく、社員が自分で手段を考えて英語学習を行い、企業はそれに対して金銭的なサポートを行うという形が、現在では主流になっています。

TOEIC Programについては、NEC本社から同社が委託を受け、これまでTOEIC L&R IPテストを、NECグループの全社員を対象に年4回実施してきました。受験者数は1回約1,000人。試験会場も、北海道から沖縄県まで約100カ所に及ぶという大規模なものでした。

「グループ企業によって異なりますが、NEC本社の場合、年4回のうち1回は受験料を全額補助しています。受験回数は特に制限していないため、3年に1回程度受験する社員もいれば、年4回全て受験する社員もいます」と語るのは、人材開発サービス事業部の大野裕美氏です。

受験率が80%から97%に大幅アップ

NECマネジメントパートナー株式会社 人材開発サービス事業部 大野 裕美氏

大野 裕美氏

同社では2020年度より、年4回の実施回数は変更せず、IPテスト(オンライン)を導入しました。大野氏は「新型コロナウイルス感染症対策が理由ではありません」と語ります。

同社では、IIBCが20年4月よりIPテスト(オンライン)のサービス提供を開始することを見据え、その前年からIPテスト(オンライン)をより使い勝手の良いものにするために、IIBCの担当者と議論を重ねてきました。そして20年4月のサービス提供開始に合わせ、導入を決定したのです。

「IPテスト(オンライン)の実施に当たっては、NECの人事部門とも協議を行いました。オンラインテストの採用により、テスト運営を大きく効率化できることのみならず、受験者側にも、自分の都合の良い時間に受験できることや、テスト時間が2時間から1時間に短縮されるメリットがあることを人事部門も評価し、オンラインの導入で合意することができました」と大野氏。

実際に試験を実施してみたところ、NECグループでは普段から社員の多くがeラーニングでの学習に慣れていることもあり、戸惑いや抵抗が見られることなく、スムーズに受け入れてもらえることができたそうです。

「受験者全体の平均スコアは、マークシート方式のIPテストのときとほぼ同じでした。オンラインに移行したからといって、特にスコアにブレが生じるようなことはないことを確認できました」

一方受験率については、これまでとは大きな変化が生じ、従来は受験申込者の受験率が80%前後だったのに対し、2回目のIPテスト(オンライン)では97%に達しました。従来のマークシート方式のIPテストでは、受験日時と場所が決まっていたため、仕事の都合でスケジュール調整が難しい社員がいましたが、テスト期間内であれば、場所や時間を選ばずに受験ができるというIPテスト(オンライン)のメリットが、目に見えて現れる結果となりました。

今回は、新型コロナウイルス感染症が発生したにもかかわらず、IPテスト(オンライン)を導入していたため、在宅勤務者を含めた社員に対して、継続的な受験機会の提供と、自己学習の促進を実現することができました。これからも同社は、IPテスト(オンライン)を引き続き実施していく予定です。

「当社では、TOEIC Programに興味のある社員に、メールマガジン(登録制)で最新情報を発信しています。そのような方たちはテストを積極的に受けてくれますが、中にはオンラインでIPテストが受けられることを、まだ知らない方もいると思います。できるだけ多くの社員にIPテスト(オンライン)を受験してもらえるように、広報活動にも力を入れていきたいと考えています」