TOEIC Testsに向けた「対策」の考え方|「使える英語」を身につけるために

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TOEIC Tests(TOEIC Listening & Reading Test・TOEIC Speaking & Writing Tests)受験に向けて、どのような対策を講じるべきか悩んでいる方は少なくないでしょう。実は、TOEIC Testsで目標スコアを達成する上で「対策」がむしろ障壁になることがあります。テクニックに走ってしまうと、かえってスコアが伸び悩む原因にもなりかねません。

本記事では、TOEIC Testsに向けた「対策」の考え方や、「使える英語」を身につけるための学習方法について解説します。リスニング力・リーディング力・スピーキング&ライティング力を身につけるためのおすすめ勉強法についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

TOEIC Testsに特化した「対策」は必要?

そもそも、TOEIC Testsに特化して「対策」を講じる必要があるのでしょうか。テストの特長を踏まえて、効果的な対策のあり方について考えてみましょう。

TOEIC Testsの特長

TOEIC Testsは知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するためのテストです。単に「英文法に詳しくなった」「英会話に使えるフレーズを断片的に覚えた」といったことではなく、実際に使える英語の力を培うことを目的としています。

スコアは英語の力を客観的に確認するための目安になるものの、スコアを伸ばすこと自体が目的ではありません。スコアを偏重したテクニック習得に走ることのないよう、留意する必要があります。

TOEIC Testsに向けた「対策」とは

TOEIC Testsは、日常生活やビジネスシーンでよく使われる単語やフレーズを厳選して問題が作成されているテストです。そのため、テストの出題内容に沿って学習を進めることで、「使える英語」を効率よく身につけることができます。

もっぱら「スコアを伸ばすためのテクニック習得」に終始してしまうと、かえってスコアが伸び悩んだり、学習が行き詰まったりする原因になるおそれがあります。一方で、出題形式は毎回決まっているため、本番のテストに慣れるための練習をしておくのは効果的な「対策」といえるでしょう。

リスニング対策の基本的な考え方

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ここからは、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの各技能について、「対策」を講じる際の基本的な考え方や力を伸ばすための勉強法について解説していきます。はじめに取り上げるのは、リスニング対策の基本的な考え方です。

TOEIC L&Rのリスニングセクションとは

TOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)では、計200問のうち100問をリスニングセクションが占めています。リスニングセクションの試験時間は約45分間です。解答はすべてマークシート方式で、選択肢の中から正解を選ぶ形式に統一されています。

※学校・企業・団体で実施されるIPテストにはパソコンなどを使用して実施するオンライン方式もございます。(時間・問題数が異なります)

本番のテストでは、会話やナレーションを聞いて設問に解答します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳や和文英訳の問題は出題されません。つまり、和訳を介さず英語を英語のまま聞き、理解する力が試されるのです。

Part別の出題内容

リスニングセクションはPart 1〜4で構成されています。各Partの出題内容と設問数は下表のとおりです。

【TOEIC L&Rリスニングセクションの出題内容・設問数】

Part出題内容設問数
1写真描写問題6 問
2応答問題25 問
3会話問題39 問
4説明文問題30 問

上記のとおり、英語を「聞く力」が幅広く問われる点が特長です。会話や英文が読み上げられるスピードは、ネイティブスピーカーが日常生活やビジネスシーンで話す際のナチュラルスピードとなっています。また、各英文および会話が放送される回数は1回のみです。

リスニング力を伸ばすには

リスニング力を伸ばすための学習に取り組むにあたって、まずは「聞き取れない」原因を特定することが第一歩となります。

【聞き取れない原因の例】
・単語そのものが聞き取れていない
・聞き取れても意味を判断できていない
・文構造がわからない
・定型句の知識が不足している
・英語特有の発音(リンキングなど)に慣れていない

英語を漠然と聞いているだけでは、こうした課題を解決できないおそれがあります。ディクテーションやシャドーイング、オーバーラッピングといったアウトプットを取り入れてみてはいかがでしょうか。

TOEICリスニング|「対策」で終わらない、スコアが伸び悩む原因別に効果的な学習法を紹介

リーディング対策の基本的な考え方

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次に、リーディングの力を伸ばすための勉強法について見ていきましょう。こちらもリスニングと同様に、テストの出題形式・出題内容を把握しておくことが大切です。

TOEIC L&Rのリーディングセクションとは

TOEIC L&R計200問のうち、リーディングセクションは100問出題されます。リーディングセクションの試験時間は75分です。

本番のテストでは、印刷された問題を読んで設問に解答します。リスニングセクションと同様、英文和訳や和文英訳は出題されません。75分間で100問を解ききるには、和訳を介さず英語を速く正確に読む力が求められるでしょう。

Part別の出題内容

リーディングセクションはPart 5〜7で構成されています。各Partの出題内容と設問数は下表のとおりです。

【TOEIC L&Rリーディングセクションの出題内容・設問数】

Part出題内容設問数
5短文穴埋め問題30 問
6長文穴埋め問題16 問
7読解問題54 問

Part 5・6は1つの文書、Part 7は1つの文書と複数の文書から構成されています。

リーディング力を伸ばすには

リーディング力を伸ばすには、なぜ「読み取れない」のかを分析しておくことをおすすめします。

【読み取れない原因の例】
・語彙が不足している
・文法の知識が不足している
・意味の区切りを見分けられない
・読むスピードが追いついていない(日本語に訳しながら読んでいる など)

ご自身の原因を特定した上で、課題を解消するための勉強に取り組む必要があります。通し読みと精読の両方を駆使して読解力を培うとともに、英文を声に出して読み上げる練習も取り入れていくとよいでしょう。

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スピーキング&ライティング対策の基本的な考え方

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英語を「話す力」に関しては、どのように伸ばしていけばよいのでしょうか。TOEIC Speaking & Writing Tests(以下、TOEIC S&W)の出題形式と勉強法について解説します。

TOEIC S&Wのスピーキングテストとは

TOEIC S&Wは全19問で構成されており、このうちスピーキングセクションでは11問が出題されます。ヘッドセットを着用し、音声をデジタル録音して解答する方式です。

TOEIC S&Wの大きな特徴として、人が採点する点が挙げられます。文法ミスなどをカウントして機械的に減点するのではなく、各設問のタスクにどの程度答えられているのかが重視されます。英語でどのくらいコミュニケーションが取れるのか、という視点で総合的に判断されている点が特徴です。

スピーキングテストの構成

スピーキングテストは5つの課題から構成されています。各課題の概要と評価基準は次のとおりです。

【TOEIC S&Wスピーキングセクションの課題概要と採点基準】

課題概要評価基準設問数
音読問題アナウンスや広告などの内容の、短い英文を音読する・発音
・イントネーション、アクセント
2
写真描写問題写真を見て内容を説明する上記の事柄すべてに加えて
・文法
・語彙
・一貫性
2
応答問題身近な問題についてのインタビューに答えるなどの設定で、設問に答える
または、
電話での会話で、設問に答える
上記の事柄すべてに加えて
・内容の妥当性
・内容の完成度
3
提示された情報にもとづく応答問題提示された資料や文書(スケジュール等)にもとづいて、設問に答える上記の事柄すべて3
意見を述べる問題あるテーマについて、自分の意見とその理由を述べる上記の事柄すべて1

スピーキング力を伸ばすには

スピーキング力は、大きく分けて「質問を聞き取る力」と「話すべきことを瞬時に組み立てる力」の2つの要素から構成されています。単語や文構造・表現への総合的な理解と、「英語を使う」スキルの総合力が求められているといえるでしょう。

TOEIC Speaking Testは、単一スキルから複合スキルへとテスト内容が段階的に発展する設計になっています。これは、一般的に英語で会話をする際のレベルごとで想定されるスキルとリンクしています。

【求められるスキル】
・初級:話すスキル
・中級:聞く→読む→話すスキル
・上級:意見を構築して話すスキル

英語学習はインプットにより知識を積み重ねることも大切ですが、加えてアウトプットを繰り返すことで相乗効果が見込まれます。TOEIC SpeakingやTOEIC S&Wの問題を活用して、実際に話すトレーニングを積み重ねることで、質問を聞き取る力・話すべきことを組み立てる力を無理なく定着させましょう。

TOEICスピーキング|「対策」で終わらない、会話力を伸ばす学習法を紹介

まとめ

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