TOEIC L&Rの勉強は何から始めればいい?「やることリスト」とおすすめ教材

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これからTOEIC Listening & Reading(以下、TOEIC L&R)に向けて勉強しようと思っているものの、まず何から始めればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 TOEIC Programは日常生活やビジネスシーンで使われる英語を想定して構成されているため、実践的な英語のコミュニケーション能力を着実に培っていく必要があります。

本記事では、TOEIC L&Rに向けた勉強の「やることリスト」と、それぞれの項目の進め方のポイントをわかりやすく解説しています。各項目の勉強に取り組むためのおすすめ公式教材もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

TOEIC L&Rに向けた勉強の「やることリスト」

初めてTOEIC L&Rを受験する人が取り組んでおきたいことの一覧をご紹介します。

1. 出題内容を把握する
2. 現状の英語レベルを知る
3. 目標スコアを決める
4. 期限(テスト日程)を決める
5. 優先的に取り組む勉強法を決める
6. 本番形式の出題内容に慣れる

この流れに沿って勉強を進めていくことで、TOEIC L&Rに向けた勉強の下地作りができます。次章から、1〜6の具体的な進め方と、それぞれのおすすめ教材を見ていきましょう。

1. 出題内容を把握する

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はじめに、TOEIC L&Rにはどのような問題が出題されるのか、全体の構成を確認します。

TOEIC L&Rは7つのPartで構成されており、合計200問が出題されます。Part 1〜7の出題内容と設問数は下表のとおりです。

【TOEIC L&Rの出題内容・設問数】

 Part出題内容設問数
リスニング1写真描写問題6 問
2応答問題25 問
3会話問題39 問
4説明文問題30 問
リーディング5短文穴埋め問題30 問
6長文穴埋め問題16 問
71 つの文書
複数の文書
54 問

試験時間はリスニング約45分、リーディング75分の計120分です。解答はマークシート方式で、選択肢の中から解答を選ぶ形式で統一されています。

※学校・企業・団体で実施されるIPテストにはパソコンなどを使用して実施するオンライン方式もございます。(時間・問題数が異なります)

進め方のコツ

出題内容を確認する際には、そもそもTOEIC Testsがどのような位置づけのテストなのかを念頭に置くとよいでしょう。TOEIC Testsは、日常生活をはじめビジネスシーンでの会話や文書の読解などを想定して作られています。出題内容や設問構成を確認する際には、こうした場面設定を意識しておくことが大切です。

TOEIC L&Rのスコアを伸ばすことは1つの目安や目標にはなるものの、それ自体が最終的なゴールではありません。小手先のテクニック習得に走るのではなく、実際に活用できる英語の力を身につけるための勉強をすることが、むしろスコアアップへの近道になるでしょう。

おすすめ教材

『公式TOEIC Listening & Reading問題集 12』

TOEIC L&R本番のテストとまったく同じプロセスで制作された問題2回分(計400問)が収録されている教材です。本番のテストで使用する問題用紙と同じ大きさや配置で学習することができます。また、実際にマークシートを使用して本番のテストを体験することもできるので、まずはTOEIC L&Rの全体像をつかんでおきたい方におすすめの教材といえます。

2. 現状の英語レベルを知る

次に、自分自身の英語レベルが現状どのくらいかを見極めることが大切です。取り組むべき勉強の優先順位を適切に定めるためにも、英語レベルの把握は欠かせないプロセスといえます。

現状の英語レベルを把握するには、まずTOEIC L&Rを受けてみることをおすすめします。実際のテストを受けることによって、今の時点での英語レベルが確認できるからです。もしくは、本番のテストと同様にで制作されている公式問題集シリーズで、1回分(200問)の問題を解いてみることをおすすめします。その上で、次にご紹介する「進め方のポイント」以降に進みましょう。

進め方のポイント

TOEIC公式サイトには、TOEIC L&Rの「レベル別評価の一覧表」が掲載されています。リスニングセクション・リーディングセクションのそれぞれについて、Strength(長所)とWeakness(弱点)がスコア帯別にまとめられているため、現状の英語レベルを見極めたいときに便利です。

おすすめ教材

TOEIC公式教材アプリ限定「サクッとシリーズ」

Partごとに精選された15問で気軽に学習できる、公式教材アプリ限定の教材です。基礎・標準・発展の3段階に分類されているので、ご自身の英語力に合わせて選択してください。問題を解いたとき自分にとってやや難しいと感じられるのが適したレベルと考えられます。

TOEIC L&Rを実際に受けるか、もしくは公式問題集シリーズを実際に解いて現状のレベルを確認したのち、「現状よりもやや上のレベル」の手応えを確認する際に「サクッとシリーズ」を活用してみるのもおすすめです。

3. 目標スコアを決める

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現状の英語レベルを踏まえて、目標とするスコアを設定します。「まずは英語の力を試したい」「就職活動/転職活動でアピールしたい」など、目的に応じて設定する目標スコアは異なるでしょう。

TOEIC L&Rのスコアは10〜990点の5点刻みとなっています。目標スコアによって注力すべき勉強法にも違いがあることから、まずは目標を明確にしておくことが重要です。

進め方のコツ

1つの目安として、多くの企業が社員に期待するTOEIC L&Rのスコアは平均500〜600点台です(※)。技術部門では平均560点、営業部門では平均580点、海外部門では平均705点となっています。

就職や転職に活かせる強みとして英語力を位置づけるなら、まずは600点を目指しましょう。より高いレベルで英語を使う仕事を希望するなら、700点、800点、併せて、「話す」・「書く」英語力も身に付けられるとよいですね。ぜひ、4技能バランスのよい英語力の習得を目指してください。

※「英語活用実態調査【企業・団体/ビジネパーソン】2022」より

おすすめ教材

『公式TOEIC Listening & Reading 500+』

過去のテスト結果から、初級者向けの問題を厳選した教材です。500点超えを目指す方が必ず正解したい問題を「基本の問題」として選別し、Part別に掲載しています。「基本の問題アイコン」が付いた問題を中心に解くことで、基礎力を効率良く養えるでしょう。

『公式TOEIC Listening & Reading 650+』

過去のテスト結果から、中級レベルの必答問題を多数収録した教材です。さまざまな設問パターンを押さえて、短時間で正解を見極める力をつけたい方に適しています。650点を目指す方が必ず正解したい問題に「必答問題」アイコンが付いているので、目標スコアのレベル感を実感しながら勉強を進められる点が特長です。

『公式TOEIC Listening & Reading 800+』

過去のテスト結果から難問を厳選した教材です。正答率が低かった問題には「難問」アイコンが付いており、かつ難問の傾向と解法ポイントの解説が掲載されています。800点以上を目指す上で差が付きやすい問題を中心に取り組みたい方におすすめです。

4. 期限(テスト日程)を決める

TOEIC L&Rに向けた勉強をいつまでに終えるのかを明確にしておきましょう。最新のテスト日程を確認し、必要な勉強期間やスコアの提出期限などに合わせて日程を選びます。まずは直近の日程で実際にテストを受けてみることで、現状の英語力を客観的に把握しやすくなるでしょう。

TOEIC Listening & Reading Test 年間テスト日程はこちら

なお、一度の受験では実力が出し切れないことも少なくありません。スコアの提出までに、少なくとも2〜3回は受験しておくことをおすすめします。次の記事では、目標スコアと必要な学習時間の目安について解説しています。こちらもあわせてご参照ください。

TOEICの目標スコアと必要な学習時間の関係とは?スコア別学習のポイント

進め方のコツ

自分にとって必要な勉強期間を決める際には、現実的に捻出できる日々の勉強時間を試算しておくことが大切です。「毎日必ず2時間勉強する」といった目標を設定しても、現実的に実践するのが難しければ計画倒れになってしまいます。社会人など多忙な方の場合は、隙間時間をいかに有効活用するかがポイントとなるでしょう。社会人におすすめのTOEIC L&R勉強法については、次の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

社会人におすすめのTOEIC L&R勉強法とは?ポイントは隙間時間の有効活用

おすすめ教材

TOEIC公式教材アプリ「公式TOEIC L&R 問題集シリーズ」

時間や場所を選ばず学べるスマートフォン公式アプリです。アプリ版の教材を購入することでTOEIC公式教材の問題をスマートフォンで解けるので、隙間時間や外出先でも学習を進められます。

公式TOEIC L&R問題集シリーズのアプリ版には本番同様に200問を時間内で解く「模試モード」と、問題やPartごとに自分のペースで解き進める「学習モード」が搭載されています。勉強のスタイルや目的に応じてモードを使い分けられる点がメリットです。また、書籍の問題集シリーズを持っていて、一度解いただけで終わっている方にとっても、間違えた問題をアプリで繰り返し学習する機会を得られるでしょう。

アプリを活用したTOEIC勉強法とは?目的別の選び方と活用術を紹介

5. 優先的に取り組む勉強法を決める

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TOEIC L&Rに向けた勉強と一口に言っても、取り組むべきことは多岐にわたります。最優先で強化しておきたい分野を決め、集中して取り組むことが大切です。いくつかの例を挙げてみますのでご自分にとって優先度が高い分野があるのか考えてみてください。

① TOEIC L&Rの出題形式に慣れる
② リスニングの力を伸ばす
③ リーディングの力を伸ばす
④ Part別に繰り返し練習する
⑤ 語彙力を強化する
⑥ さらなる英語力アップを目指す

進め方のコツ

前掲の課題①〜⑥について、勉強の進め方のコツを紹介します。

課題勉強の進め方
① TOEIC L&Rの出題形式に慣れる本番と同じ出題形式の問題を繰り返し解く。
② リスニングの力を伸ばす一度聞いて終わりにせず、スクリプトと照らし合わせながら繰り返し聞く。
ディクテーションやシャドーイングを取り入れる。
③ リーディングの力を伸ばす英文全体の意味をざっくりと捉える練習と、じっくりと精読する練習を並行して進める。
知らない語彙が出てくるたびに単語ノートに書き加えるなどして、定期的に復習する。
④ Part別に繰り返し練習するPartごとに多数の問題が収録されている問題集で、問題を集中的に解く。
⑤ 語彙力を強化する頻出単語を重点的に覚える。
単語のスペル・意味・発音をセットで覚える。
⑥ さらなる英語力アップを目指す苦手分野に合わせて学習できるサービスを活用する。

おすすめ教材

課題①〜⑥に適したおすすめの教材を紹介します。

課題勉強の進め方
① TOEIC L&Rの出題形式に慣れる公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12
② リスニングの力を伸ばす公式TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リスニング編
③ リーディングの力を伸ばす公式TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リーディング編
④ Part別に繰り返し練習する公式TOEIC Listening & Reading Part 3 & 4 音声速解
公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習
⑤ 語彙力を強化する公式TOEIC Listening & Reading 英単語
⑥ さらなる英語力アップを目指すTOEIC 公式eラーニング

 

6. 本番形式の出題内容に慣れる

120分間の試験時間内に200問を解ききるには、本番形式の出題に慣れ、時間を意識して解く練習も必要です。定期的に本番形式の問題を解くことで勉強の成果を実感できれば、モチベーションの維持にも役立つでしょう。

進め方のコツ

本番形式の出題内容に慣れるには、TOEIC L&Rの出題形式に沿った問題集を活用するのがコツです。時間を計りながら問題を解き、本番と同じリスニング約45分+リーディング75分の計120分で全問を解くペースをつかみましょう。

時間を意識して問題を解いていく中で、時間がかかりやすいPartが明らかになっていきます。とくにPart 7はまとまった文字数の文書を読み解いた上で、小問計54題を解ききらなくてはなりません。現状どのくらいの時間がかかるのか、あとどれだけ時間を短縮する必要があるのかを明確にして、重点的に取り組むべき勉強法を見極めることが大切です。

おすすめ教材

『公式TOEIC Listening & Reading Part 3 & 4 音声速解』

Part 3(会話)とPart 4(説明文)に特化した教材です。本番同様の問題で、英語の音声を即座に理解するためのスキルを身につけられます。意味のかたまり(チャンク)単位で英語を聞く練習を重ねることで、会話やトークの流れを捉える力を強化しましょう。

『公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習』

Part 7(文書読解)に的を絞った教材です。「スラッシュ読み」「虫食い読み」「日本語先読み」の3つの基礎トレーニングが、文書を読むためのポイントを理解する上で役立ちます。さらに、文書タイプ別の速読演習を重ねることで、効率的な読み方と設問の解答法を身につけられる教材です。

まとめ

これからTOEIC L&Rに向けて準備を進める方は、今回紹介した「やることリスト」に沿って着実に取り組んでいきましょう。「やることリスト」の1〜6を1つずつ実践することによって、「何から手をつければいいのかわからない」といった状況に陥るのを防げます。自分の課題に合った勉強法で目標スコアに近づいていく過程で、英語の力が着実に身についていることを実感できるはずです。

本記事は一般的な英語学習の考え方を紹介するものであり、特定の学習法・教材の効果を保証するものではありません。

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