初心者におすすめのTOEIC L&R勉強法|まずやること&教材の選び方

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TOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)を初めて受験する方の中には、まず何から着手すればよいのか知りたいという方もいるでしょう。自分に合った勉強法を見つけることは、とくに初心者の方にとって重要な課題の1つです。

本記事では、初心者におすすめの勉強法や教材、リーディング・リスニングの苦手意識を克服するためのポイントを紹介します。

初めてTOEIC L&Rを受験する方が「まずやること」3選

これからTOEIC L&Rの受験に向けて準備を進める際に、まず確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

1. TOEIC L&Rの出題内容を把握する

はじめに、TOEIC L&Rにはどのような問題が出題されるのかを把握しましょう。TOEIC Testsは、日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテストです。

聞く・読む力を測るListening & Reading Testはマークシート方式で、10〜990点の5点刻みのスコアで英語の力が評価されます。試験時間はリスニング約45分+リーディング75分の計120分です。出題される問題はPart 1〜7から構成されています。

【TOEIC L&Rの出題内容・設問数】

 Part出題内容設問数
リスニング1写真描写問題6 問
2応答問題25 問
3会話問題39 問
4説明文問題30 問
リーディング5短文穴埋め問題30 問
6長文穴埋め問題16 問
71 つの文書
複数の文書
54 問

こうした出題内容を把握した上で、どのような勉強に取り組むべきかを判断することが重要です。

※学校・企業・団体で実施されるIPテストにはパソコンなどを使用して実施するオンライン方式もございます。(時間・問題数が異なります)

2. TOEIC L&Rの試験日程を確認する

出題内容を確認したら、まずはTOEIC L&Rを実際に受験してみることをおすすめします。TOEIC公式サイトで試験日程を参照し、直近の日程で実施されるテストに申し込みしょう。

TOEIC Listening & Reading Test 年間テスト日程はこちら

現状のスコアが、今の英語の力を知るための指標となります。このスコアを目安に目標スコアを設定し、現状とのギャップを埋めるための学習計画を立てるのが得策です。

なお、TOEIC L&Rは申込期間から試験日まで1カ月程度あるため、前もって試験日を確認しておくことが大切です。会員登録をしてメール配信を希望すると、申込開始日や締切日のお知らせを受け取れるので、申込忘れの防止にもつながります。

TOEICの勉強は何から始めればいい?「やることリスト」とおすすめ教材

3. 年間の学習計画を立てる

TOEIC L&Rの試験日程は、おおよそ1年間分発表されています。あらかじめ年間分の日程を把握しておき、予定に組み込んでおくことで、定期的に英語力を測定する仕組みを作っておくのがおすすめです。

【年間学習計画の例】
3月受験→4月結果受領→学習→9月受験→10月結果受領→学習→3月受験

上記のような計画に沿って学習を進めることで予定が立てやすくなり、途中で挫折しにくくなるでしょう。

TOEIC L&Rのスコアと目標設定の基本的な考え方

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TOEIC L&Rが測定しているのは知識・教養としての英語ではありません。オフィスや日常生活での英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定しています。したがって、スコアを伸ばすには知識面の強化を図るだけでなく、英語を聞く・読むための実践的な力を身につけることが大切です。

後述するとおり、公式教材の中には『公式TOEIC Listening & Reading問題集 12』のように、正答数を参考スコア範囲に換算できるものもあります。現状の英語の力よりもやや上のレベルを目安に、目標スコアを設定するとよいでしょう。

初心者におすすめの勉強法

これからTOEIC L&Rに向けて勉強する方におすすめの勉強法を紹介します。

基礎的な英文法を復習する

英語の勉強をするのが学生時代以来といった方は、まず中学卒業程度の英文法を復習しておくとよいでしょう。基本的な文構造を思い出せたことで、意味のまとまりや語句の切れ目を判断しやすくなったというケースも少なくないようです。

TOEIC L&Rには、時制(過去・現在・未来)を手がかりに回答するなど、文法の知識が問われる問題も出題されます。英文法の基礎は、英語を聞く力・読む力のいずれにおいても必須といえるのではないでしょうか。

重要な単語を効率よく覚える

単語の意味がわからないと、英文中の肝心な情報をつかめない可能性があります。リスニングPartでは読み上げられた設問内容から判断する必要があるため、単語のスペル・意味・発音をセットで覚えていくのがポイントです。例文が掲載されている教材を活用し、文脈の中で、どのように使われているかをつかみながら覚えることをお勧めします。TOEIC L&Rの頻出単語から優先的に覚えていくことができるとより効果的です。

前述のとおり、TOEIC L&Rは日常生活をはじめビジネスで使われる英語を想定して作られています。頻出単語を集中的に覚えることで、ビジネスシーンで求められる語彙力を効率良く身につけられるでしょう。

英語特有の発音に耳を慣らす

リスニングPartの問題を解くには、英語特有の発音に耳を慣らしておくことも大切です。英語にはリンキングなど、日本語にはない特徴的な発音やリズムが存在します。こうした発音に耳が慣れていないと、「読めば理解できる」のに「聞くだけでは理解しにくい」といったことが起こりがちです。

リスニングが苦手な方の中には、はじめは文字を目で追いながら聞こえる音と文字の差を確認する練習から始めたという方もいるようです。さらに、声に出してみることで、より定着が促されます。毎日少しずつ英語の音にふれ、徐々に耳を慣らしていきましょう。

ディクテーションを取り入れる

英語を聞き取る練習方法として、ディクテーションが挙げられます。ディクテーションとは、聞いた英語の音声を書き取る学習方法のことです。再生される音声を適度な長さで一時停止しながら、聞こえた英語を書き取っていきましょう。

実際に書き取ってみると、聞こえている箇所と聞こえていない箇所がより明確になったと感じるケースは少なくありません。自分の弱点を把握して補うための勉強法として、ディクテーションを取り入れてみてはいかがでしょうか。

シャドーイングを取り入れる

英語の音やリズムに慣れるには、シャドーイングも効果的といわれています。シャドーイングとは、英語の音声を追いかけるように発音していく学習方法のことです。

シャドーイングを通じて、英語を聞く・発音する練習を同時に行えます。これにより、ネイティブスピーカーが話す英語のスピードやリズムを自然に習得できたと感じる人もいるようです。慣れないうちは音声スクリプトを見ながら発音し、慣れてきたら音声のみを頼りに発音してみるとよいでしょう。

初心者におすすめの教材

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英語学習者向けの教材には多くの種類があります。TOEIC L&R受験を見据えて勉強するなら、本番のテストと同様のクオリティーの問題で制作されている公式教材がおすすめです。これからTOEIC L&Rに向けて勉強する方におすすめの公式教材を4つ紹介します。

公式TOEIC Listening & Reading 500+

過去のテスト結果から、初心者が必ず正解したい問題を厳選した公式教材です。基本的な問題を確実に解ける力を身につけ、TOEIC L&Rでまずは500点を目指したい方に適しています。

Part別に出題形式と傾向を解説し、例題で詳しく説明しているので、初めてTOEIC L&Rの勉強に取り組む方にとって出題傾向を把握しやすいでしょう。さらに、基本の問題70問→本番形式テスト200問とステップアップすることで、無理なく本番の出題形式に無理なく慣れていける点が特長です。

公式TOEIC Listening & Reading 500+の詳細はこちら

公式TOEIC Listening & Reading 英単語

過去のテストにもとづいた1,800語の頻出語を公式が厳選した教材です。実際のテストで出題された例文で学べるため、語彙の正確なニュアンスがつかめます。1日20語ずつ90日間で一巡できるように構成されているので、テスト本番に直結する語彙力を着実に身につけたい方におすすめです。

さらに、見出し語・語義・例文の音声が付いていることも特長の1つ。繰り返し聞き、声に出して学ぶことで、英単語のスペルや意味だけでなく発音も含めて学べます。

公式TOEIC Listening & Reading 英単語の詳細はこちら

公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編 / リーディング編

TOEIC L&Rの各Partの問題を、出題形式ごとに20セット練習できる教材です。リスニング編は372問、リーディング編は375問を掲載しているため、すべてのPartを繰り返し学習できます。

豊富な公式問題で、英語を聞く力・読む力を徹底的にトレーニングしてみませんか。

公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編 / リーディング編の詳細はこちら

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12

本番のテスト問題と同じ仕様で受験準備を進められる教材です。本番の問題用紙と同じ大きさ・問題の配置で構成されていることに加え、実際にマークシートを使用して本番を体験できます。

アプリ版では、タイマー機能で時間を計りながら本番と同じ200問に挑戦できる「模試モード」や、問題やPartごとに自分のペースで解き進められる「学習モード」を搭載。さらに間違った問題だけを抽出して復習できるので、弱点の把握と克服にも適しています。

公式TOEIC Listening & Reading問題集 12の詳細はこちら

リスニング/リーディングに苦手意識がある方へ

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そもそも英語を聞く・読むことに対して苦手意識があるという方もいるでしょう。リスニング問題・リーディング問題への苦手意識を克服するための勉強法について解説します。

リスニング問題の勉強法

リスニングが苦手な方は、まず聞き取れない原因を突き止めることが重要なポイントとなるでしょう。たとえば、単語そのものが聞き取れないのか、音は聞き取れても文脈に合った意味を判断できないのか、音の区切りが曖昧になっているのかによって、注力すべき勉強が異なるからです。

音声をただ聞くだけでなく、ディクテーションやシャドーイングといったアウトプットを取り入れたことで、徐々にリスニングへの苦手意識が薄れていった方もいるようです。「聞く力」をより着実に身につけるためにも、「書く」「話す」練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。

TOEICリスニング対策|スコアが伸び悩む原因別に効果的な学習法を紹介

リーディング問題の勉強法

リーディングが苦手な方は、英文を早く正確に読もうとするよりも、まずはじっくりと精読することから始めてみてはいかがでしょうか。問題を解く際には正解の選択肢を選べたかどうかだけでなく、問題や選択肢の意味をどこまで正確に把握できていたか丁寧に確認しておくことが大切です。

一例として、和訳と正誤の根拠を確認した上で、英文を繰り返し声に出して音読する練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。音読する過程で英語のリズムや発音を意識することになるため、自然と読む速度や正確性が向上したと感じている方もいるようです。

TOEICリーディング対策|読み取りでつまずく原因別に効果的な学習法を紹介

まずは成果を急がず「習慣化」することが重要

英語の力を一朝一夕に伸ばすのは、現実的に難しい面があります。急いで結果を出そうとするのではなく、取り組む勉強を決めて習慣化していくのがポイントです。

「以前は聞き取れなかった部分が理解できる」「読解に要する時間が以前よりも短くなった」など、具体的な成果が実感できるとモチベーションを維持しやすいでしょう。もしくは、定期的にTOEIC L&Rを受験し、成長の度合いをスコアで可視化するのもモチベーションの維持に効果的です。

初心者によくあるTOEIC L&Rに関する質問

TOEIC L&Rに向けて勉強を始めたばかりの方や、これから勉強に取り組みたいと考えている方によくある質問をまとめました。

TOEIC L&Rの勉強は独学で進められますか?

TOEIC L&Rの勉強を独学で進めている方もたくさんいらっしゃいます。問題形式と現状におけるご自身の英語力を把握した上で、英語力にあった勉強法を選ぶことが重要です。自分にとって必要な知識やスキルの優先度を見極め、焦らず取り組むことが英語力の向上につながるでしょう。

ご自身で勉強していく際には、多くの問題集に手を出すよりも、まずは1〜2冊に絞ってじっくりと取り組むことをおすすめします。繰り返し解くだけでなく、音声を何度も聞いたり、英文を声に出して読み上げたりすることで、実践的な英語の力を身につけていきましょう。

初心者がTOEIC L&Rで目標スコアを達成することは可能ですか?

現状の英語レベルにもよりますが、ご自身の英語力に合った方法で英語の勉強を継続できれば目標スコアの達成は決して不可能ではありません。まずはご自身の英語レベルを把握し、現状よりもやや高い目標を掲げるとよいでしょう。現状の英語レベルがわからない場合は、力だめしにTOEIC L&Rを受験してみることをおすすめします。

問題集の問題を解いたら、答えの正誤を確認するだけでなく、正解・不正解の根拠を丁寧に確認しましょう。さらに、英語を聞く・読む練習に加えて、ディクテーションやシャドーイングなどのアウトプットを取り入れてみてはいかがでしょうか。

英語が苦手な人はTOEIC L&R受験に向けてまず何をやるべき?

英語そのものに苦手意識がある方には、「中学レベルの英文法の復習」と「頻出単語のインプット」から始めることをおすすめします。とくにリスニングPartでは英語の音に耳を慣らしておく必要があるため、単語を覚える際には文字だけでなく発音も確認しながら進めるのがベターでしょう。

TOEIC Programは、日常生活やビジネスシーンで使われる英語を想定して制作されています。TOEIC L&Rの頻出単語を重点的に覚え、実践的な英語を効率良く身につけてみてはいかがでしょうか。

まとめ

初めてTOEIC L&Rを受験する方は、まず自分の課題を明らかにした上で、その解決につながる勉強法を選ぶことが重要です。今回紹介した「まずやること」を実践し、自分に合った教材と勉強法で着実に英語力を伸ばしていきましょう。

現状の英語レベルを判断しにくいと感じる場合は、まずは実際にTOEIC L&Rを受験してスコアを確認しておくことをおすすめします。現状のスコアを把握した上で、今の自分に合った学習方法を見極め、英語力向上を通じて、目標スコアの達成を目指してください。

本記事は一般的な英語学習の考え方を紹介するものであり、特定の学習法・教材の効果を保証するものではありません。

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